LC89091を使った
SPDIF周波数表示付き
DAI&DAC ソフト制御基板

の 企画・設計


 V1.0 基板設計編は こちら
 V1.0 基板企画編は こちら

ソフトモードDACの制御機能を追加した

第二弾 V2.0 基板完成


2016 model

V1.0 ⇒ V2.0 の一番の違いは
DAC制御機能 の追加です。 その他、

基板のレジスト色を 白色からノーマルな緑色にしました。
普通・普段使いには 緑色が無難です。

接続された LCDのバックライトが白っぽいです ・ ・ ・
I2S I/F のLCDを接続してますが Debug専用です。 悪しからず。
接続 IF未公開。 I2C LCDを 自力でつなげられる方はお試し下さい。 
とはいえソフトは内蔵してますのでつなぐだけです。
こちら ( MyBlog 2015年2月頃 ) に参考記事あります



7seg LED のクロック表示例

クロック表示内容は、V1.0 と同じです

< 特 徴 >
・ PCM1792/1795/1796/1791等 ソフトモードDAC基板と組合せで音量制御等 が可能です。
・ ONsemi製 LC89091 採用 DAI基板 (ソフトモード) です。
・ 基板上に 3桁の7セグLEDを搭載。 SPDIF入力のクロック周波数を表示可能です。
・ SPDIF デジタル入力は、同軸接続 1入力、 光端子 1入力に対応しています。
 ショートジャンパ ピンにより切換可能です。
・ 適応サンプリング周波数は、同軸入力 : 44.1k/48k/88k/96kK/176k/192k です。
   (光端子入力 : 44.1k/48k/88k/96kKで動作確認済み)
・ デジタル出力は、 I2S (24bit) 4線式 です。
・ SPDIFスルー出力(同軸)が得られます。 CN101、CN102に入力された SPDIF 信号を
 選択して出力可能(CN107)です。
・ I2S出力は、LRCK/BCK/DATA/RMCK の4線式です。
・ 当DAC基板は、system72 でデザインされた DAC基板と組合せが 最適です。


LC89091/DAI基板例





V2.0 set (PCM1791/DAC set) 発売開始 !
 


LC89091/DAIは動作が安定している一押しの DAIチップです。

PCM1791は 電圧出力タイプのチップですので IV回路が要りません。このセットは シンプル構成がらも ハイクオリティな音が楽しめます。
PCM1791は DSDにも対応していますので、組み合わせる DAI基板を WM8804 soft mode DAI基板に替えれば、Combo384と組み合わせて DSDも楽しめます。また、2枚の基板を使えば モノラル・平衡出力対応も 可能です。




 --- V2.0 end of file ---
 
 ここから V1.0 企画・設計編

 WM8804/8805をソフトモードで使っても入力された信号の
クロック周波数を正しく判断できないので(レジスタ情報が不案内) 
LC89091 をソフトモードで使って 手軽な表示装置を考えます。


LC89091 datasheet 抜粋


DIX9211ほど詳細ではありませんが
必要十分な情報が得られるようです。


LC89091周波数表示装置・回路案 (V1.0)



とくに説明を要すような回路ではありませんが
特徴として:

 (1) DAIとしても使用できるよう、同軸と光端子入力あり
 (2) 基板上で周波数が見られるよう 「3連 7seg LED」 配置

 (3) レジスタ内容を確認・表示するためのタクトSW付き(選択用)
    の予定でしたが 大した内容が得られなかったので、機能は入れませんでした。


等 を盛り込んでいます。


企画・設計 編 終わり


 なお、【DIX9211+制御基板】 が余ってる! という方は こちら で使い方を考えます 

< menu >

 
SPDI/F クロック周波数
表示基板 
( V1.0 )紹介
 

SPDIF デジタル信号のクロック周波数を表示する基板です


  少数ロットの白い基板でやってみました。
(現在は緑ヴァージョンで DAC制御も兼ねます)




44k/48k/88k/96k/176k/192k
を表示するだけに機能を絞った基板です。
( もちろん DAI基板として使用可能です )

WM8805 の制御用のソフトを書いていて
LC89091を思い出しました。 このチップなら
周波数判定なんて 簡単にできるのに、と
思ったら吉日」 基板を作ってしまいました

さくっ と作った割りにはトラブルも  ・ ・ 無し
と 言いたいのですが レジスタ 設定で
混乱をきたし、ONsemi テクニカルの手を
煩わしてしましました。  Gomen.


暑さのせいです !

ということにしておきましょう



ブロック図です



基板端子概要



出てくるクロック周波数が 「怪しそう」 と 思ったとき
結構便利に使えます。 ハードモードの DAC基板と
組み合わせれば、何となくデジタルな雰囲気も出せます。

お手軽 DAI基板として 如何でしょうか

   -- 仕様 --

・DAI chip : LC89091
・適合範囲 : 44KHz〜192KHz デジタルオーディオ信号
・制御マイコン : AT tiny48

・入力(1) : COAX (同軸デジタル)
・入力(2) : Toslink (光入力)
上記の切替は、ジャンパーピン の入替で切り替えます。

・出力(1) : SPDIF スルー出力
・出力(2) : I2S 4線デジタル

・表示(1) : 7seg LED 3桁 (小数点以下表示は無し)
・表示(2) : 16文字x2行 LCD装着可

・電源 : 5V
・基板サイズ : 47 x 72 o  System72準拠



V1.0基板 販売終了しました ⇒ V2.0 基板をどうぞ




V1.0基板 end of file




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