25F5s 差動入力アンプ
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既に TR+25F5 アンプを発表してますが
トータルゲインを もう少しアップしたいと
初段を差動式にしてエミッタフォロワーを
追加する実験をしてみました。
また、電源廻りも少しいじってみます。
25F5 の Dataシート
出力トランスを変えてみた は こちら
< その他の真空管アンプへ >
シャーシーに入れた例は こちら
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差動入力アンプの回路例
差動アンプにしてトータルゲイン(NFB無し時)が 23dB ⇒ 34dB にアップしました。 これにより NFB を余裕をもって かける事ができるようになります。
仕上がりゲイン
NFB有り (gain=14.0dB, 470Ω+2.2KΩ)
NFB無し (Gain=34dB)
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差動アンプの出力特性例
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電源の強化
電源回路ですが、ヒーター電源を100Vから直接取りますので 1:1 の絶縁トランスを使い部品コストを下げてますので 整流後の電源電圧が制限されます。 そこで
整流管をダイオードでパスする回路を設けて B+をアップする方法を 取り入れてみます。 |
電源トランスからヒータ電力をとると
100V x 0.15A = 15VA(15W) 必要になります
その分を B+に回せば、トランスが小さくて済みます。 |
電源回路例
上記の配線図説明
J94 をショートすることにより、ダイオード回路が働きます。
基板上にブリッジダイオードが入ってますので これをジャンパーで切り替えるようにします。
J91、J92、J93 を切り替える事により 「全波整流」 「半波整流」 が切り替えられます。(100V:100Vの絶縁トランスを使用した場合は、AC3、AC4の配線が無しです)
絶縁トランスに 100V x4 のトランスを使えば 「両波整流」にも対応可能です。 上記の配線図は 100Vx4の場合です。
真空管を選んだ場合は、「半波整流」のみとなります。
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整流後・参考電圧 (J94)
・真空管時
半波整流 = 108V
・ダイオード時
半波整流 = 129V
全波整流 = 140V
整流管の電圧降下は (約20% ) と大きいですが、音質はこちらの方が良いという方もいらっしゃいます。 出力的に問題が無ければ真空管方式が無難かも
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出力段のB+切り替え
また J13 でデカップリング抵抗(チョークコイル) を 「入れる」 「入れない」 が選べるようにすると出力がアップします
J13 デカップリング抵抗(R901有無)
有り: B+電圧 = 127V 出力 = 2.00V/8Ω (0.50W)
無し: B+電圧 = 140V 出力 = 2.15V/8Ω (0.58W)
残留雑音は 有無で 0.45mV ⇒ 0.5mVですから
どちらを選んでも OKでしょうか。 |
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今回の最終回路案です
↑ ダブルクリックで拡大します
シャーシーに入れるため
基板は 真空管と部品 が逆に取付するようにした
基板バージョン。
ソケットが基板の裏に!
ソケットが基板の裏に!
回路は一緒で部品の位置もほぼ同じ
ヤフオク発売中 です !
(こちら)
シャーシーに入れた例です
電源トランスは特注品 (130V/30VA)
で カタチを整えてみました !
完成!
使用シャーシーは 「リード S-6 230x160x60」
まず穴位置を決めます
部品を置いてみます
穴加工(ステッピングドリルとハンドニブラー)
グレー塗装 (1回塗り) します
部品の取り付け
部品取り付け完了。 配線します
完成 出力トランスをカバーしました
なかなか良い音です
組み合わせスピーカーは ・ ・ ・
マークオーディオ 8㎝
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質問がありましたので下記 追記します
アンプにVRを付けるには50KA~100KAの
ボリュームを下図のように入れてください。
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