25F5 xパラシングル


25F5を4本追加して (ヒータ=100V) 出力段を
3パラレルにしてみました。

出力や いかに 


8Pinコネクタで増設



25F5 3パラ全景




ヒータ電圧が 25Vなので、4本で 100V/AC点灯ができる 25F5 。片側 +2本づつ パラレルにすれば丁度いい。

パラレル増設部の回路

↑ブルクリックで拡大します



基板には、カソード抵抗とソケットのみ。 これを、US-8のコネクタを使用して接続します。

増設部シャーシ


(電源のチョークコイルは 10H60mAを
3H120mAに変更して、電圧低下を最小限に)



パラレル出力時には、負荷も変わるので測定してみると、やはり 3KΩの方が出力は出てますので、パラレル時は 3KΩとします。

パラレル時の出力



シングル・パラレル時の出力
 

出力を測定したところ 5%歪時で

 シングル(5KΩ) = 0.66W
 パラレル(3KΩ) = 1.36W

となりました。 丁度2倍出てます。


周波数特性


周波数特性は、パラレルの方が低域の伸びが良いです。 これは駆動インピーダンスが下がったから と思われます。




試 聴




スピーカーは 【MarkAudio+音工房BOX】 です

エージングで だいぶ落ち着いてきましたが
それでも 中音域が出すぎの感じがします。


MarkAudio SP


そこで、中音をちょっと下げるネットワークを作りました。 世の中 このネットワークの事を PST というらしいです。 

色々と計算と試聴を繰り返した結果、下記グラフの赤線(1.3mH、20uF、3Ω)としました。

机上の計算






@500のタカチのケースに



ネットワークの中身




こんな機械でSPを実測します



実測した結果









 
ヒアリング CD



MarkAudio と 25F5 3パラアンプは
超広帯域とは言わないが
心地よく 歯切れのよい低音。
そして高音域は耳にやさしく

そんなイメージにぴったりの
松居慶子







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